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Jul 07, 2005

めんどくさがりの遺産分割申告Vol.1

01年の秋に実母が亡くなった。
小丸と弟が小学生の時に両親は離婚し、母は家をでた。
よくある離婚話だと、この後、音信不通になったり、小丸と弟を引き取った父が再婚して、義母との関係に悩んだりするのだが、ありがたいことに小丸んちは「優良離婚家庭」。
両親は再婚もせず、父は母に会うことすら少しも嫌がらなかった。

ちなみに母は、小丸たちが住む街から車で1時間ほどのへっぽこ谷で店を営み、女手ひとつで家も建てた。
我が母ながら、性根の座った人である。
しかし、そういう人には必ず弱みがあるわけで、母の場合は「男」。ありきたりである。
再婚はしなかったものの、母は同棲を繰り返した。
同棲と言っても、男が母の持ち家に転がりこむわけだから、甲斐性なんてあるわけがない。
別れては新しい男が現れ、別れては新しい男。
そんな母を間近で見ていた小丸は、正直言って、母には男を見る目が無いと思っていた。(……今でも思っている)

そんな母の晩年に現れたのが「おっさん」である。
おっさんと母は92年頃、知り合い、ご多分にもれず、そのまま母の家に転がり込んだ。
妻も子どもも、借金すらある身でだ。
唯一おっさんが、今までの男と違ったのは、建築関係の資格を持ち、フリーで仕事をしていた彼には稼ぎがあったのである。

以来、10年近く。おっさんは母と暮らした。母が入院してからの数ヶ月は仕事もせずに、かかりっきりになって母を看てくれた。
「フリーランスはこんな時、便利〜」と思いつつ、週末しか泊まり込みに来れない小丸は、おっさんに対して素直に頭が下がったし、心の底から感謝した。
その結果、許してしまったのである。
何を?
二人の結婚を!
母はおっさんの籍に入った数日後に、死出の旅に出た。
そして、おっさんと小丸の戦いの日が始まったのである。

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